結婚式準備中の新婦様
「席次表とプロフィールブックの違いって
何ですか?!
どっちにするのか、何を基準に判断すればいい?
私たちには、どっちが合っているとかあるのかな?」
結論からいうと、
「席次表」と「プロフィールブック」に
そこまで明確な違いはありません。
ただし!
「席次表」か「プロフィールブック」
どちらにするか意識して準備することで、
その意味合いが、全く変わってきます!
そして、こうしたゲストに配られるペーパーアイテムに関して、
何を選ぶか、というのは
結婚式における『おもてなし』に直結するわけです!
新郎新婦さまがどんな結婚式にしたいか、に
大きく関わってくるんですね。
しっかりと違いやポイントを押さえて、
お2人らしい、悔いのない選択をしてください◎
本記事の概要
◾︎「席次表」と「プロフィールブック」の違いとポイント
◾︎「席次表? or プロフィールブック?」どちらを選ぶかで結婚式が大きく変わる理由
◾︎ブック型(本型)にした場合、席次表“以外”に何を載せるか?
この記事を書いた人
西村友里
(イラストレーター/デザイナー)
新郎新婦様のプロフィールブックを制作しています。
納品実績は300件以上。
さまざまな構成のペーパーアイテムを制作した経験を元に
席次表とプロフィールブックの違いと決め方を解説します。
>>ホームページ >>MENU
もくじ(クリックした項目に移動します)
「席次表」と「プロフィールブック」の違いとポイント
冒頭で、
「席次表」と「プロフィールブック」に
明確な違いはない、と書きましたが、
それでも世間的には
「これは席次表」「これはプロフィールブック」
という認識の違いは存在します。
その違いについて、まずは知っておきましょう。
●形とサイズ
「席次表」と「プロフィールブック」どちらも、
形とサイズに明確な決まりはありません。
その形やサイズはバリエーションに富んでいます。
なので、
ここでは一般的な形とサイズを基準にお伝えしていきます。
一般的には、「席次表」は
A4サイズ〜A3サイズの用紙を三つ折りにしたものが多いです▼
一方で「プロフィールブック」は、
“ブック”とつくくらいなので、本をイメージして
冊子になっています。
冊子になっているプロフィールブックは、
こうして2枚の用紙を二つ折りにして重ね、
真ん中を綴じたものが多いです▼
サイズは、冊子を閉じた状態で、
ハガキサイズ〜A4サイズが一般的です。
ページ数を増やしたい場合は、用紙を
3枚に増やします▼
1枚、用紙を増やすごとに4ページ増やすことができます。
●結婚式におけるポジション
まず「席次表」は、言わずもがな
“席次表”がメインのものですよね。
“席次表”のおまけとして、
新郎新婦さまの簡単なプロフィールなどを
載せることも多いです。
しかし、あくまでメインは“席次表”なので、
「席次表」は、結婚式における“情報”を確認するためのアイテムのようなイメージ。
一方で、「プロフィールブック」は、
中に載せる内容はさまざまですが、
お2人のことを伝えるコンテンツや、
ゲストに楽しんでもらうためのコンテンツがメインです。
“席次表”はあくまで、その中の一部なんですね。
「プロフィールブック」は、
「席次表」と違って、結婚式の情報を確認するためのものというよりも、
エンターテイメント性の高い、演出の一つになるのです。
情報がメインのものなのか、
エンターテイメント性あふれる演出の一つなのか、
その意味合いは大きく変わってきますよね。
「席次表? or プロフィールブック?」
どっちにするかで“おもてなし”が変わる
「席次表」と「プロフィールブック」の
どちらを選ぶかは、
結婚式における“おもてなし”にも直結します。
情報がメインとするのか、
エンターテイメント重視の演出の一つとするのか、
その意味合いを意識してみてください。
●「席次表」がおすすめな新郎新婦さま
基本的には、
私個人のおすすめは「プロフィーブック」ではあるのですが、
例外はあります。
- 「とにかく結婚式まで時間がない!(あと1ヶ月切ってる…!とか)」
- 「結婚式の準備がメンタル的に負担になりすぎて、ストレスでハゲそう…」
といった新郎新婦様は、
プロフィールブックを準備する余裕があまりないかもしれませんね。
そういった場合は、「席次表」として
シンプルなペーパーアイテムだけでも十分ですので、
まずはお身体ご自愛ください!
結婚式を無事に迎えることが第一優先ですから、
無理のない範囲で準備していきましょう^^
●基本的には「プロフィールブック」がおすすめ
>>絵本のような世界観で作るプロフィールブック A Sunny Day
繰り返しますが、
私のおすすめは「プロフィールブック」です!
よっぽど「時間がない!」「ストレスでハゲそう!」という場合でなければ、
プロフィールブック一択です◎
なぜなら、
プロフィールブックがあるだけで、
結婚式の楽しみ方がぐんと広がり、
結婚式におけるエンターテイメント性とおもてなしを
格上げしていくこともできちゃうからですね!
ときどき
「「プロフィールムービー」を用意するんだから
プロフィールブックは無くてもいいんじゃない?」
と、おっしゃる新郎新婦様もいらっしゃいますが、
いいえ!そんなことありません!
写真をムービーに使う場合は、
プロフィールブックには他のコンテンツを載せるという方法もあります。
プロフィールブックにする場合の中のコンテンツ
>>絵本のような世界観で作るプロフィールブック A Sunny Day
さて、プロフィールブックが基本的におすすめということで、
中にはどんなコンテンツを載せていきましょうか。
ここでも、
中のページにどんなコンテンツを載せるかにより、
出来上がるプロフィールブックの方向性と、結婚式での役割は、
まったく変わってきますからね!
とはいえ、何が正解とかはありません。
大事なのは、お2人らしさです!
おもてなしと感謝の気持ちが伝われば、
中身はお2人の好きなことでいいんです。
これを載せるべき!とかは一切ありません。
では、どんなコンテンツが良いのか、
コンテンツの例を挙げていきますので、
考えてみてくださいね。
●“席次表”や“メニュー”などの情報系コンテンツは、載せても載せなくても◎
>>絵本のような世界観で作るプロフィールブック A Sunny Day
プロフィールブックの良いところは
“席次表”などの、結婚式の遂行に必要な情報も
1冊にまとめられるところ!
ぜんぶ1冊にまとめておくと、
ゲストから見てもわかりやすくて、喜ばれます。
- 席次表
- メニュー
を、別で準備しようとしている場合はちょっと待って!
プロフィールブックに1冊にしてまとめちゃいましょう。
ただし、これらの情報は、
必須というわけではないです。
メニューも、載せなくても
スタッフ(給仕)の方がゲストの皆様へ
説明してくださいますし、
席次表の代わりに、エスコートカードを準備される場合など、
席次表を載せない、という選択をされる新郎新婦様も増えています。
席次表やメニューなどのコンテンツは
「必要性を感じるかどうか」で、載せるか載せないか
考えてみてくださいね。
ちなみに、席次表などはスペースをとるので、
もし席次表を載せない場合は、
代わりに、他の“エンターテイメント性の高い”コンテンツを
充実させることができます^^
さて、では情報系ではなく、
エンターテイメント系のコンテンツをみていきましょう。
●人気のコンテンツは、新郎新婦さまのことがわかるもの
>>絵本のような世界観で作るプロフィールブック A Sunny Day
プロフィールブックという名のつくくらいなので、
人気のコンテンツはやはり、
お2人のプロフィールに関すること。
プロフィールに関することというのは、
出身地や血液型などのパーソナルなことだけではなく、
生い立ちや馴れ初めなども含まれます。
新郎新婦様がメインになるコンテンツ
- お2人のなれそめ
- それぞれの生い立ち
- お互いに関するインタビュー(お互いの第一印象は?等)
- お互いに関するQ&A(一問一答)
- お2人の思い出の写真
- お2人の思い出のエピソード
など、やはり新郎新婦様のことをよく知ることができるコンテンツが
人気ですし、定番でもあります。
ただ、プロフィールムービーを用意するから
写真はあまりブックの方には載せたくない…という場合もありますよね。
あるいは、
こうしたコンテンツを載せるのに抵抗がある…
という控えめでシャイな新郎新婦様もいらっしゃると思います。
どちらの場合も安心してください。
こうした、新郎新婦様がメインになるコンテンツを
ぜんぶ避けて、他のコンテンツを入れることもできます!
●2人について載せることに抵抗がある人・ムービーを準備する人は…
>>絵本のような世界観で作るプロフィールブック A Sunny Day
プロフィールムービーを用意するから
写真はあまりブックの方には載せたくない…という場合、
あるいは、
お2人のことやお2人の写真を載せることに
抵抗がある場合は、
ゲストファーストな、ゲストのためのコンテンツや、
文字メインのコンテンツを入れていきましょう!
ゲストにフォーカスしたコンテンツ
- 披露宴の進行プログラム
- 披露宴のBGMセットリスト
- 披露宴の余興に関する解説や説明
- ゲストとの思い出の写真
- テーブルごと(コミュニティごと)にゲストへのメッセージ
- スペシャルサンクス(スピーチや受付担当のゲストのお名前など)
披露宴の楽しみ方が広がるコンテンツだったり、
ゲストへ向けたコンテンツを入れることで、
プロフィールムービーとは、完全に棲み分けすることができます。
それぞれ別の角度から楽しむことができますよ!
また、
控えめでシャイなお2人でも、一切の抵抗なく、
結婚式のおもてなしを格上げするプロフィールブックにすることができます!
シャイなお2人は、プロフィールブックが恥ずかしいという人は
これで解決!恥ずかしくないプロフィールブックにできます!の記事も
参考にしてみてくださいね。
まとめ:席次表 or プロフィールブックで迷ったら、本型のプロフィールブックがおすすめ
もし「席次表」か「プロフィールブック」で迷っているなら、
(よっぽど時間的にもメンタル的にも余裕がない場合じゃない限りは)
プロフィールブック一択です!
「席次表」はあくまで、
“席次表”や“メニュー”などの
結婚式における必要情報を確認するための情報ツールというイメージ。
一方で、プロフィールブックは、
結婚式の楽しみ方を広げてくれる、
エンターテイメント性あふれる演出の一つになるんですね。
何を載せればいいの?と迷っている方も大丈夫!
特に決まりはありませんので、
ひとつずつ決めていきましょう。
まずは、
- 席次表
- メニュー
などの情報系コンテンツは、
プランナーさんとご相談しながら載せる必要があるかどうか
精査していきましょう。
もし席次表などを載せない場合は、
スペースが空くので他の楽しいコンテンツを入れることができます!
人気のコンテンツはこちら▼
新郎新婦様がメインになるコンテンツ
- お2人のなれそめ
- それぞれの生い立ち
- お互いに関するインタビュー(お互いの第一印象は?等)
- お互いに関するQ&A(一問一答)
- お2人の思い出の写真
- お2人の思い出のエピソード
プロフィールブックという名のつくくらいなので、
お2人に関するコンテンツが人気です。
しかし、ムービーを用意されるという新郎新婦様は、
プロフィールブックと内容がかぶってしまわないか心配ですよね。
あるいは、2人のことを載せるのは抵抗ある…、
という控えめでシャイな新郎新婦様もいらっしゃるかもしれません。
そんなお2人は、
ゲストにフォーカスしたコンテンツを載せていきましょう!
ゲストにフォーカスしたコンテンツ
- 披露宴の進行プログラム
- 披露宴のBGMセットリスト
- 披露宴の余興に関する解説や説明
- ゲストとの思い出の写真
- テーブルごと(コミュニティごと)にゲストへのメッセージ
- スペシャルサンクス(スピーチや受付担当のゲストのお名前など)
ゲストにフォーカスしたコンテンツをメインに入れることで、
ゲストの結婚式の楽しみ方もどんどん広がりますし、
ゲストに感謝の気持ちを伝えられる1冊になりますね。
何が正解とかはありません!
- 「どんな結婚式にしたいかな?」
- 「どんなおもてなしにしたいかな?」
ということを、新郎新婦様で楽しくお話ししながら
お2人らしい選択をすることが
結婚式をもっともっと素敵なものにしてくれるでしょう^^