結婚式準備中の新婦様
「プロフィールブックが気になっているけど、
ゲストに“痛い”と思われないか不安もある…。
どんなプロフィールブックなら
痛いと思われなくて済むかな？」
結論からいうと、
「痛いと思われるんじゃないか…」というのは、
完全なる思い込みなので、気にしなくて大丈夫です！
「えー！いやいや！ 何それおしまい？」
と思った方もご安心ください。
それでもやっぱり「痛いと思われるんじゃないか」って
心配ですよね。
でもだからと言って、
プロフィールブックを準備しないのはもったいないです。
プロフィールブックは、
結婚式の楽しみ方を何倍も広げてくれる、
おもてなし格上げアイテムですよ！
準備するのとしないのとでは、
結婚式の楽しみ方も余韻も全く変わってくるので、
プロフィールブックは、あるに越したことはないんです！
ただし！
ゲストに配慮ができていないプロフィールブックは
さすがに「痛い」と思われてしまうことも…。
そんな事態を避ける方法も解説します。
それを避ければ、
基本的には「痛い」と思われることはありませんが、
それでも、『「痛い」と思われる心配』が拭えない、
心配性な新郎新婦様でも大丈夫！
プロフィールブックの意味合いを変える、
あるいは中のコンテンツを工夫するなどの
超・現実的な対策をご用意しております。
なんにせよ、
「痛い」と思われるのが心配なら、対策すれば良いだけ！
実例を交えつつ、
『「痛い」と思われる心配』を完全に払拭できるご提案をしていきますね！
本記事の概要
◾︎なぜ「痛いと思われる」と心配になるのか、メディアの罠
◾︎「痛い」と思われないための、ゲストに配慮したプロフィールブックとは？
◾︎それでも心配性の新郎新婦様のための、コンテンツのご提案
この記事を書いた人
西村友里
（イラストレーター/デザイナー）
新郎新婦様のプロフィールブックを制作しています。
納品実績は300件以上。
さまざまな構成のペーパーアイテムを制作した経験を元に
プロフィールブックの在り方を解説＆ご提案します。
>>ホームページ >>MENU
もくじ（クリックした項目に移動します）
なぜ「痛いと思われるんじゃないか…」と、心配になるのか？
冒頭でも書いた通り、
そもそもゲストは「痛い」と思っていません。
だって、考えてもみてください。
ゲストは、新郎新婦様お2人のために
予定をあけて、おめかしをして、
わざわざお祝いにやってきてくれているんです。
祝福の気持ちでいっぱいです。
あなたも、誰かの結婚式に参列する場合、
同じ気持ちではないですか？
それでも『「痛い」と思われるのが心配…』という場合、
メディアの影響が大きいかなと思います。
今では、SNSで、
結婚式の準備期間中に
ウェディング専用アカウントを作ることは
すでに定着していますが、
それもここ数年の話ですよね。
最初のころは、
あまり理解されない風潮もあったかと記憶しています。
（主に、結婚式自体があまり好きではない層の人たちから理解されない
という話ですが）
ですが、こういった現象は、
結婚式関係に限らず、世間一般でよくあることです。
例えば
「インスタ映え」という言葉が流行り出した時期も
その言葉に難色を示す層は、一定数いましたし、
「やばい」の使われた方や意味合いが変わりはじめたこと
（ネガティブな意味だけじゃなく、ポジティブな意味でも使われるようになったこと）に対し、
当時は、ワイドショーなどで賛否両論の議論が行われたことも。
いつも話題性のあるものを追いかけるのが、
大衆メディアの仕事です。
彼らに悪気はありません。
もし、プロフィールブックに関して、
『「痛い」と思われるのが心配…』と思っているのなら、
メディアの影響が大きいかもしれません。
なので、それは作られた思い込みです。
本来なら、心配しなくて大丈夫なこと！
まずはそこを認識して次に進みましょう！
さすがに「痛い」と思われる、
“ゲストに配慮できていないもの”は避けよう
とはいえ、
さすがに「痛い」と思われてしまうケースもあります…。
それは、
「ゲストに配慮できていない」というのが原因です！
これに関しては、
カンタンに回避することができるので、
きちんと回避していきましょうね。
ゲストに配慮できていないプロフフィールブックの
2大・失敗パターンがこちら。
- 素人感丸出しの、拙い＆野暮ったさ全開DIY
- ごく一部のゲストにしかわからない内輪ネタが多すぎること
この2つさえ避ければ大丈夫！
実にカンタンなんです。
ひとつずつ解説していきます。
●素人感丸出しの、拙い＆野暮ったさ全開DIY…
せっかくだから、プロフィールブックを手作りしたい、
と試みる新郎新婦様は多いのですが、
ふだんから、
こうしたデザイン系の制作経験があるということではない限り、
手作りは、私個人的におすすめしていません。
というのも、プロフィールブックほどの大作は
初心者のDIYにしては上級編すぎるんです！
デザインは、
ほんの少しの余白や文字サイズなどの違いでも
洗練されたり、野暮ったくなったり、とても繊細な作業なんです。
それを、初心者なのに
プロフィールブックのボリューム感で
チャレンジしようとするのは、
初めて工具を持つのに
家の家具ぜんぶ手作りしちゃおう！
と試みるようなもの…
（それは言い過ぎ？！）
しかも、プロフィールブックは、
ひとりひとりのゲストの手に渡り、
持ち帰ってもらうものですよね。
家に帰って、また手に取ったときに、
デザインがガタガタだったり、
紙が折れ目で割れているような
プロフィールブックだったらどうでしょうか？
なんだかせっかくの結婚式だったのに
残念な気持ちになってしまうような気がしますよね。
DIY初心者さんや、
デザインの知識や経験がないお2人の場合、
もし手作りしたいのであれば、初級編のデザインを作ってみましょう。
例えば、
受付サインやウェルカムボード、テーブルナンバーなど
ゲストの手に渡らないものがおすすめです。
もしそれでも、
プロフィールブックの手作りしたい場合、
初級編のデザイン（テーブルナンバーなど）を
いくつか作ってみて、
さらに、デザイン初級の本などをサラッと目を通した上で、
長期戦覚悟で、
スケジュールに余裕を持ってチェレンジするのが鉄則！
「ちょっとそこまで時間かけられないかも…」という場合は、
やはりプロフィールブックに関しては、
個人的には、外注するのがおすすめです。
●ごく一部の人にしか伝わらない内輪ネタ多すぎ…
これは当たり前だと思うかもしれませんが、
やはり結婚式準備期間はテンションが上がっているもの。
特に、新郎新婦さま共通のゲストが多い場合などは、
皆さんが集まるのが楽しみで仕方ないですよね。
無意識のうちに内輪ネタが多すぎた！ということに
なってしまうこともあります。
ゲストから見たら、
自分がわからない内輪ネタが多すぎると、
テンションが下がってしまい、
妙に冷めた感覚になってしまうこともあるかもしれません。
そうならないよう、
プロフィールブックに載せることを考える際には、
冷静に第三者の目線を意識していきましょう。
ゲストひとりひとりに配慮することができれば
「痛い」と思われることはありません＾＾
マナーとして気をつければいいことなので
カンタンですね。
とはいえ、
「それでも心配だよー！」というお2人もいるかと思います。
そんな、やや心配性なお2人でも、
まったく心配が要らなくなるご提案もありますのでご安心ください＾＾
心配性な新郎新婦様は、こうやって対策しよう
ゲストへ配慮ができたプロフィールブックでも、
やっぱり心配が払拭できない！という新郎新婦様は、
こんなことが心配なのではないでしょうか？
【プロフィールブックにおける、よくある心配ごと】
- 2人の写真をたくさん載せた、
写真集みたいなプロフィールブックにしたらどう思われるのか心配。 - 2人の思い出や馴れ初めについて載せるのは、
気恥ずかしくて抵抗ある。 - 2人の写真があまりないけど、
写真を載せなくても成立するの？
そんな心配を抱えたお2人でも、大丈夫！
プロフィールブックの内容に工夫していけば、
上記の心配はすべて解決できます！
そんなお2人におすすめなコンテンツがこちら▼
◾︎ゲストにフォーカスしたコンテンツ
◾︎新郎新婦様それぞれのパーソナルにフォーカスする
◾︎披露宴をもっと能動的に楽しめるコンテンツ
お2人の写真や、2人に関する馴れ初めなどを載せなくても、
エンターテイメント性の高い、
おもてなしの気持ちがあふれるプロフィールブックに
することはできますよ＾＾
ひとつずつ解説していきますね。
●ゲストにフォーカスしたコンテンツ
>>絵本のような世界観で作るプロフィールブック A Sunny Day
ゲストにフォーカスしたコンテンツとは、
ゲストにプロフィールブックに登場してもらうパターンですね。
こちら（▲上写真）の新郎新婦様は、
ゲストとの思い出の写真を見開きページで
ポラロイド風に入れました！
ご友人やご家族との、
子どもの頃や学生時代、
または旅行や遊びに行ったときの写真など、
懐かしい写真をたくさん入れることで、
ゲスト同士でも、懐かしくて温かい気持ちになるコンテンツです。
他にも、
『新郎新婦による、勝手にゲストランキング』とかも
卒業文集っぽくておすすめ＾＾
（▼下写真右ページ）
>>絵本のような世界観で作るプロフィールブック A Sunny Day
- 新郎新婦が尊敬する人 BEST３
- 新郎新婦の恩人 BEST３
- 新郎新婦の頭が上がらない人 BEST３
など、ゲストのお名前と一言コメントを添えて、
感謝の気持ちを伝えるのも素敵です。
（例『〇〇部長！新入社員の頃から育ててくれてありがとうございます！』など）
他にも、
- 一緒にお笑いコンビを組むならこの人がいい BEST３
- 一緒にテレビ番組のMCをしたい人 BEST３
- 一緒に無人島でサバイバルしたい人 BEST３
など、
ちょっとしたおふざけ系に走るのも盛り上がります。
※ただし、人を傷つける内容にならないよう注意です。
『新郎新婦と一緒に〇〇したい人』という形で、
『新郎新婦と一緒に』というのをランキングの内容に
盛り込む形だと、ご自身も巻き込む形となり、傷つけにくいので良いですね◎）
他にも、
スペシャルサンクスという形で、
スピーチや乾杯の挨拶、受付をしてくれたゲストのカンタンな紹介を載せ、
感謝を伝えるというのも素敵です＾＾
>>絵本のような世界観で作るプロフィールブック A Sunny Day
ゲストに、結婚式で使うアイテム（リングピローなど）を
作ってもらった場合は、
スペシャルサンクスとして、
その小物のお写真とお礼のメッセージを載せるのも喜ばれます。
●新郎新婦様それぞれのパーソナルにフォーカスする
>>絵本のような世界観で作るプロフィールブック A Sunny Day
「お2人の馴れ初めや思い出を載せるのが、気恥ずかしい…」
という人は、
それぞれのパーソナルに関する内容を載せていきましょう！
- 2人の好きなお酒・おすすめのお酒
- 2人の好きなテレビ番組
- 2人の好きなYouTuber
- 2人の人生を変えた映画はこれ！
- 2人の行ってみたい国
などなど、
2人の好きなものや、趣味に関することを
載せましょう。
2人で答えを合わせてもいいですし、
それぞれの回答を載せてもいいですね。
こうした、お2人のパーソナルに関することは、
一問一答のように載せてもいいですし、
「好きなお店」などの一つのテーマで
特集を組むのも、読み応えがあって素敵です。
こちら（▼下写真）の新郎新婦様は、
海外の料理が好きだそうで、
よく海外の本格料理を扱うお店に行くんだとか。
お2人で行ったことのある、おすすめのお店を
世界地図でまとめました。
>>絵本のような世界観で作るプロフィールブック A Sunny Day
●披露宴をもっと能動的に楽しめるコンテンツ
>>絵本のような世界観で作るプロフィールブック A Sunny Day
「ゲストとの写真や、2人のパーソナルに関するコンテンツも
ピンと来なかった」というお2人も安心してください！
他にも、ゲストに結婚式を楽しんでもらうコンテンツがあります。
それは、
披露宴をもっと能動的に楽しんでもらうコンテンツです。
- 披露宴で流すBGMセットリスト
- 披露宴の進行プログラム
- 披露宴の余興に関するページ（説明など）
などを載せておくことで、
ゲストもより能動的に結婚式に参加できます。
こちら（▲上写真）の新郎新婦様は、
左ページにBGMセットリスト、
右ページに、結婚式の余興で準備されていたミニスタンプラリーの台紙を載せました。
こちら（▼下写真）の新郎新婦様は、
音楽をされているお2人で、結婚式当日も演奏を予定していたため、
演奏の曲目を載せました（▼下写真右ページ）
>>絵本のような世界観で作るプロフィールブック A Sunny Day
さらに、引き出物にもかなりこだわったとのことで、
引き出物の解説も載せています。（▲上写真）
このように、結婚式をより能動的に、
参加型イベント感覚で楽しめるコンテンツです。
それでも心配な新郎新婦様は、意味合いを変えてみよう
>>絵本のような世界観で作るプロフィールブック A Sunny Day
いかがでしょうか？
お2人に関するコンテンツやお写真を入れなくても、
バラエティ豊かなプロフィールブックにできるのが
伝わりましたでしょうか？
もしそれでも、心配な新郎新婦様は、
思い切って、
もっとシンプルなペーパーアイテムにするのも一つの手です！
席次表をメインとした「結婚式の情報を確認するツール」として
ペーパーアイテムを準備するのもおもてなしの心が伝わる手段です。
もし、気恥ずかしさや抵抗感が勝ってしまうお2人は、
「シンプル」を意識して準備してみてくださいね。
席次表とプロフィールブックの違いと決め方も参考にしてみてください◎
まとめ：ゲストは「痛い」と思ってないけど、どうしても心配だったらコンテンツで工夫しよう
では、まとめです。
ゲストはお2人を祝福しに、
わざわざ予定を空けてやってきてくれています。
祝福の気持ちでいっぱいなので、痛いだなんて思っていません。
（ただし、ゲストに配慮できていないケースを除きます）
ゲストに配慮さえできていれば大丈夫！
もしそれでも、
どうしても心配な新郎新婦様もいらっしゃるでしょう。
- 2人の写真を載せるのに抵抗がある
- そもそも写真があまりない
- 2人の馴れ初めなど気恥ずかしい
そんなお2人は、
プロフィールブックの内容で工夫することができるので
安心してください＾＾
◾︎ゲストにフォーカスしたコンテンツ
（ゲストとの思い出のお写真、勝手にゲストランキング）
◾︎新郎新婦様それぞれのパーソナルにフォーカスする
（新郎新婦様の好きなものや趣味・特技などに関するコンテンツ）
◾︎披露宴をもっと能動的に楽しめるコンテンツ
（BGMセットリスト、進行プログラム、余興に関するもの）
など、
角度を変えたコンテンツがおすすめです。
お2人の写真や、2人に関する馴れ初めなどを載せなくても、
エンターテイメント性の高い、
おもてなしの気持ちがあふれるプロフィールブックに
することができますよ＾＾
プロフィールブックは、
結婚式の楽しみ方を何倍も広げてくれる、
おもてなし格上げアイテム！
準備するのとしないのとでは、
結婚式の楽しみ方も余韻も全く変わってくるので、
プロフィールブックは、あるに越したことはないんですね！
ぜひお2人らしいプロフィールブックで、
お2人らしいおもてなし溢れる、素敵な結婚式にしてください＾＾
>>絵本のような世界観で作るプロフィールブック A Sunny Day
