結婚式準備中の新婦様
「プロフィールブックを準備したいけど
どんな内容を載せればいいのかな?」
席次表を作るにあたり、
最近はプロフィールブックの中にまとめて凝縮しちゃう!
という花嫁さまも増えています。
今回は、
プロフィールブックを作ろうかどうか迷っている花嫁さまたち、
もしくは、
作りたいけどどんなの作れば良いの〜?と
悩んでいる花嫁さまたちのために
プロフィールブックについての解説をしていきます!
そもそもプロフィールブックって何?という方も、
具体的な内容が知りたい!という方にも
実例を交えつつ、具体的なお手本や、
作りたいイメージに合う業者の探し方、
わかりやすく魅力的な構成にするためのコツなども
ご紹介していきますよ♪
一生に一度の結婚式ですから、
悔いのない素敵なペーパーアイテムを準備していきましょう!
関連記事の
プロフィールブックがいらないなんて嘘!ウェディングにマストなツールも
参考にしてみてくださいね。
もくじ(クリックした項目に移動します)
ゲストに大好評のプロフィールブックって?内容の考え方
プロフィールブックとは、
結婚式の席次表や
ごあいさつ文、
メニュー表、
お二人のプロフィールなどを
ぎゅぎゅと1冊に凝縮した小冊子のことです。
披露宴の受付のときに配布されるか、
もしくは、あらかじめゲストの席に置いてあるか、
どちらかの方法で配布されることがほとんどです。
お二人の結婚式のパンフレットのようなイメージですね。
ウェディングブックやブックレットという呼び方をすることもあります。
プロフィールブックと「席次表」のちがいは何??
結婚式でゲストに配布される席次表。
披露宴でのゲストの座席が書いてある表ですが、
最近では、席次表のほかに
ごあいさつ文、メニュー、
新郎新婦さまの簡単なプロフィールも載せることがほとんどです。
そしたらプロフィールブックとどう違うの?笑
といった疑問が出てくるかもしれませんが、
明確な定義はありません。
強いていうなら、
小冊子になっているか、
そうじゃないかでなんとなく分かれている傾向はあります。
【席次表】
・三つ折りタイプや二つ折りタイプが多い。
・メインは席次表
・ごあいさつ文の他にプロフィールや、メニューを載せたり載せなかったり、さまざま。
【プロフィールブック】
・小冊子やパンフレット状になっているものが多い。
・席次表はあくまでも内容の一部であり、メインではない。(席次表を載せないパターンもある)
・メインはお二人のプロフィールだったり、思い出のお写真や企画ページだったり、さまざま。
とはいえ、
二つ折りや三つ折りのプロフィールブックもありますので、
やっぱり「これがプロフィールブックだ!」という決まりはありません。
写真集や雑誌をイメージしたプロフィールブック
プロフィールブックといえば、
前撮り写真や、エンゲージメントフォトを
表紙から中ページまでふんだんに使用した写真集(もしくは雑誌)の
ようなイメージが
一般的ではないでしょうか?
こちらは前撮り写真を表紙に、中ページにもたくさんお写真を使っています。
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こちらはお二人のお写真をメインにした表紙。
前撮りのお写真でなくても素敵な仕上がりになりますね。
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二人のお写真や、せっかく撮った前撮り写真をたくさん入れたい!
という方にはぴったりのデザインです^^
文字メインに水彩フラワーなどをレイアウトした表紙のプロフィールブック
写真をメインにした表紙のほかにも、
カリグラフィー文字や、水彩フラワーの表紙も人気です。
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絵本のようなイラストメインのプロフィールブック
広く一般的に浸透しているプロフィールブックは、
写真をメインに構成した写真集や雑誌のようなものが多いですが、
- 「前撮りもしていないし、使える写真がない…」
- 「写真をたくさん載せるのは恥ずかしい…」
- 「けど、プロフィールブックは作ってみたい!」
という花嫁さまもたくさんいらっしゃいます。
そんな方におすすめなのが
イラストメインの絵本のようなプロフィールブックです。
\ メニューを見る /
メニュー
プロフィールブックの内容はどんなことを入れる?
肝心な内容ですが、
「どんなことを入れれば良いのかわからない」という方も
多いですよね。
特に決まりはありませんが、
センパイ花嫁さまたちはこんな内容を入れていますよ。
【定番の項目】
・ごあいさつ文
・席次表
・メニュー表
・プロフィール
・一問一答
・思い出のお写真などのフォトページ
【プラスαの項目】
・ゲストの〇〇ランキング
・二人の思い出ランキング
・2人の成長過程
・インスタ風の質問回答コーナー
・謎解きコーナー
・ラブストーリー
・ご家族の紹介
・ゲストの紹介
・DIYアイテムの紹介
・ゲストへの手書きメッセージ欄
などなど、
中に入れる内容は本当にさまざま!
お二人の自由な表現が生かせるので、
内容を考えるのが本当にわくわくしますよね^^
具体例を一つずつご紹介していきます。
プロフィールブックの内容具体例(写真つき)
- ゲストの〇〇ランキング
・自分が異性だったら付き合いたいのは?
・テラスハウスに入居してみてほしいのは?
など、愛嬌たっぷりのランキングには、
ゲストへの愛がつまったコメントも添えてあり、
これはゲスト同士で盛り上がること間違いなしの内容ですね^^
. - 二人の思い出ランキング
お二人の思い出が想像できるランキングは見ていてゲストもほっこりと
心があたたかくなります。
それぞれの思い出に一言添えてあるのもポイントです^^
. - 2人の成長過程
お二人の成長過程のお写真を並べたものは
目にも楽しく、見応えがありますよ^^
こちらは、イラストで成長過程を物語風に描いたもの。
本当に絵本そのもののようになりました^^
. - 質問回答コーナー
WEB招待状でゲストから募った質問を、プロフィールブック内で回答していくという
エンターテイメント性溢れた演出!
もはや現代人の生活に根付いているインスタグラム風の
質問回答にゲストも盛り上がります^^
. - 謎解きコーナー
こちらは、
花嫁さまが考えた謎解きを見開きで入れました。
それぞれの謎の答えを出したら、最終的にひとつの答えにたどり着くという
とてもレベルの高い謎解き…!
それぞれの謎解きも会場全体を使って仕掛けを用意していたり、
プロフィールブックの他のページにヒントが隠されていたりなど…!
謎解きを考えるのが少しハードルが高いかもしれませんが、
テーマパークのようなエンターテイメントが演出できますよ♪
. - ラブストーリー
お二人の歴史を英語で年表のようにまとめることで
おしゃれな演出になります♡
. - ご家族の紹介(& 二人の年表)
ご兄弟の紹介に、
新郎新婦さまの年表を添えました。
下には二人のラブストーリーも載せたので、
このページだけでお二人のことがよくわかる
ボリューミーな内容になります^^
こちらのお二人はプロフィールムービーを作らないとのことで、
年表をお入れしたいとのことでした。
当日流すウェディングムービーとのバランスも考えて内容を考える方も多いです◎
. - ゲストの紹介
こちらは、花嫁さまがゲスト一人一人の似顔絵を描かれたものです。
100名以上のゲストの似顔絵を描くというのも素晴らしいおもてなしですし、
お一人お一人に愛にあふれたご紹介コメントを添えています^^
. - DIYアイテムの紹介
新郎新婦さまや、そのご家族がご用意したDIYアイテムを
写真とコメントつきで紹介しています。
大切な結婚式までの道程が垣間見れて胸があたたかくなりますよね。
. - ゲストへの手書きメッセージ欄
二つ折り席札の裏に、
お一人お一人への手書きメッセージを書いていくという新郎新婦さまは
多いと思いますが、
最近では、アクリルやアゲートの席札など、変わり種の席札も増えていますよね。
そんな変わり種席札を選んだ場合は、プロフィールブックの中に
一言メッセージを添えるという方法もありますよ^^
その場合は、プロフィールブックはあらかじめ席に置いておくという方が多いです。
どんな内容を入れたらいいかわからない。。。という場合は
「どんな結婚式にしたいか?」というところから考えてみましょう!
- ゲストにはどんな気持ちになってもらいたい?
楽しい気持ち、あたたかい気持ち? - 自分たちが結婚式をあげる理由は?
など、
一つ一つ、ひもといていくと、
どんな結婚式にしたくて、
そのためにはプロフィールブックにどんな内容を入れようか?
ということが明白になってくるかもしれません。
例:
感謝の気持ちを伝えることと、
お互いの大切な人たちに、
お互いのことをお披露目する場として結婚式をあげるから、
プロフィールブックには、
お互いのプロフィールや一問一答をたくさん入れよう。
メッセージ欄を入れるのも良いかも。
例:
ゲストにはとにかく参加型で楽しんでもらいたい!
ゲストに関する項目をたくさん入れたいから、
ゲストの〇〇ランキングや、質問回答コーナーを入れよう。
プロフィールブックのページ構成のしくみ
さて、
どんな内容を入れたいかイメージは湧いてきましたか?
入れたい内容が固まってきたら、
次は台割りを考えていきます。
台割りとは、
どのページに何を配置するか考えたり、
何ページ構成にするか決めていく作業のことです。
どんなプロフィールブックを作っているか業者さんごとにもよるので
一概には言えませんが、
基本構成としては8ページのものが多いです。
ほとんどの業者やDIY花嫁さまが採用している印刷方法は、
中綴じ印刷といって、
真ん中をホチキスで留めたものになります。
(ページ数が多い場合は無線とじ印刷を採用しているところもあるかもしれません。
どちらにしろしくみは下記の通りです)
表紙がA5サイズのプロフィールブックだったら、
A4サイズの紙を複数重ねて真ん中をホチキスで留めています。
なので、ページ構成を考える場合は
4の倍数で考えていきましょう。
・4ページ :二つ折り
・8ページ :一般的なボリューム
・12ページ :一般的なボリュームの範囲内だが、ボリューム多め
・16ページ以上:かなり本格的な冊子に!緻密に台割りを考える必要があります。
8ページ構成の具体的なページ割り
一般的な8ページの定番のページ構成はこちら。
また、メニューを背表紙に持ってくることで、
見開きで企画ページやまるまるお写真ページに使えるので、
こちらの構成も人気です。
こうやって考えてみると、
8ページ構成って意外と少ない?
と思った花嫁さまもいらっしゃるかもしれません。
でも、レイアウト次第では、
ボリューミーにたくさん項目を入れることも可能ですよ。
こちらの花嫁さまは、
メニューを入れず、
ゲストに関する企画ページをもりもり入れて
読みごたえたっぷりのボリュームに。
4ページ構成のページ割り
予算の関係で4ページ構成にしたい。
もしくは、
8ページ構成はやっぱり多い!という花嫁さまは
4ページ構成を選ばれることもあります。
二つ折りなので、
席次表を入れる場合はこのような構成が多いですね。
背表紙にごあいさつや、
プロフィールなどを入れています。
席次表を入れずに、
エスコートカードでのご案内にする場合はこちら。
12ページ構成のページ割り
12ページ構成になると、
けっこうボリュームたっぷりになってくるので、
入れたい内容を全部入れられる!と
こちらも人気のページ数です。
お二人の生い立ちをイラストに起こして
絵本そのもののようなプロフィールブックを作らせていただいたときは
こんな構成でした。
12ページともなると、
けっこうボリュームが出てくるので、
目次を最初の方に載せるのもおしゃれですよね。
プロフィールブックのページ構成を考えるときのコツ
まずは、何の項目を入れたいか
ぜんぶ書き出していきましょう。
書き出すことで頭が整理されて、
考えが明白になっていきます。
ぜんぶ書き出したら、
上記のページ構成を参考にしながら、考えていきます。
もしページ数が足りないとしたら、
何かを削るか、ページ数を増やすか。
逆にページが余ってしまうとしたら、
何か他に載せたいことはないか、
ページ数を減らすか。
一つ一つ切り離して考えてみてください。
もしお二人で考えてみて、
どうしたら良いかわからない!となってしまった時は
プロに相談してみましょう^^
プロフィールブックをたくさん手がけているデザイナーであれば
的確なアドバイスがもらえると思います。
どんなデザインにしたいか、コンセプトを考える
さて、入れたい内容が決まったら
コンセプトを考えていきましょう。
すでに、どんな内容を入れたいか考えた段階で、
どんなコンセプトが良いか
イメージが固まっている方も多いと思います。
そのイメージを言語化していきましょう。
イメージを言語化していくステップは実はすごく大事です。
ご自身でDIYする場合は、よりイメージが明確になって
イメージ通りのものが作れるようになります。
デザイナーさんや業者に外注する場合でも、
どんなイメージで作りたいかを明確に伝えることができます。
・どんなテーマで作りたい?
(例:映画をテーマにしたい/ガーデンウェディングな感じ)
・どんなイメージで作りたい?
(例:かわいい感じ/大人っぽい感じ/シンプルな感じ)
・どんなカラーを使いたい?
(例:落ち着いたグリーンをメインにしたい/会場に映えるカラーが良い)
・どんなモチーフを装飾に入れたい?
(例:ブーケがかすみ草だから、かすみ草を入れたい)
わからなかったり、
迷うことなどあればデザイナーさんに相談しながら
進めていくと、提案をもらえたりするので、
あんまり気負いすぎずに
楽しく考えていくことが大事です^^
DIY難易度高めのプロフィールブック!手作りにするか、外注にするか、決める基準は?
ご自身でDIYするか、
業者に外注するかかなり迷っている花嫁様も
多いのではないでしょうか?
はっきり申し上げると、
ペーパーアイテムのDIYに自信がない場合は、
業者に外注することがおすすめです。
もちろん、
手作り感のあるペーパーアイテムも素敵なんですが、
初めてのDIYで素人感が出すぎてしまったり、
チープ感がでてしまう…という失敗例もあるんです。
特に初めての場合は、時間もかかるので、
ほかの準備と並行しながら作っていくのはハードルが高いかもしれません。
それでは、それぞれのメリットデメリットをあげて
どちらにするか考えていきましょう。
DIYのメリット
・なんといっても安く済ませられる!
・手作り感があって、あたたかい雰囲気に。
・DIYの思い出ができる!
・何かを作るのが好きな人は、たのしく作れる!
DIYのデメリット
・デザインの法則を理解していない場合は、なんとなく野暮ったいデザインになってしまうことも…
・慣れていない場合は、時間がかかる。
・うまくいかなくて、疲れてしまうことも…
・どこの印刷業者で印刷をするかまで、ぜんぶ自分たちで調べないといけない。
・慣れていない場合は、入稿に手こずる場合も。
・納期や、入稿ミスなども自己責任。
外注のメリット
・内容のアドバイスや提案がもらえる。(業者によります)
・デザインコンセプトのアドバイスや提案がもらえる。(業者によります)
・デザインがまちがいなしでおしゃれ!
・納期スケジュールなどもリードして管理してもらえる。(業者によります)
・自分ではとうてい作れないものを作ってもらえる。
外注のデメリット
・DIYするよりも費用がかかる
・納期に余裕を持ってオーダーしないと注文できない場合も。
お二人で、何を優先していくかを話しあいながら
選択できると良いと思います^^
まとめ
さて、どんなプロフィールブックが作りたいか
イメージは固まりましたか?
調べれば調べるほどたくさん情報が出てきてしまって、
迷いは尽きないと思います。
- どんな結婚式にしたいか
- ゲストにどんなおもてなしがしたいか
- 他の結婚式準備とのコスト(費用や時間)のバランス
を念頭に考えると
だんだん考えがまとまってくると思いますよ。
特に、ウェディングの世界に初めて触れる花嫁さまは
憧れの方が先行してしまって、
何が好きなのか、何がしたいのか
迷走してしまう方も多くいらっしゃいます。
自分は本来、どんなテイストが好きなのか?
ふだんはどんなものに心おどる?
どんなデザインを選んでる?
そして、どんな結婚式にしたいんだっけ?
というのを改めて思い返してみると、
本当に必要なものに出会えて
満足度の高い結果になると思いますよ^^
一生に一度の結婚式のために準備したプロフィールブックは
2人にとっても、ゲストにとっても思い出の品になること
間違いなしです。
お二人らしいプロフィールブックになりますように☆