脳のしくみ

自分の思考回路を理解するための脳のしくみを説明します。

まず、前提として
同じ出来事に対しても人それぞれで見ている現実が違うという事実があります。

それは、現実を認識しているのは、
「目で見ているもの」のほかに記憶(情報)が
8割を占めているという脳の構造があるからです。

例えば
信号は赤が「止まれ」、青が「進め」
というルールを誰でも持っていると思いますが、
それは極端な話、
生まれた瞬間から認識していたものでしょうか?

もちろん成長過程で親御さんや
学校で習って覚えたルールですよね?

情報(記憶)が現実を8割構成しているというのは
極端にいうとこういうことです。

  • 女性は若い子や美人の方が好まれる
  • 上司は私のことを嫌っている
  • いつもお金がない
  • ビジネスで成功する人は特別な人だけだ
  • 誰と付き合ってもうまくいかない
  • どこの会社に行っても続かない
  • 夫の給料が安いから私も働かないといけない
  • 夫婦共働きしないと老後がやばい

など、あなたが「現実」だと思っていることの中に
こんな風に感じていることはありますか?

それは、誰にとっても揺るぎない事実ですか?
古今東西決して変わることのないものですか?

答えはNOです。

すべて生きてきた環境で培ってきたものや
成長過程で形成された価値観だったりしませんか?

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自分の現実は自分でつくったもの

同じ時間に同じ場所にいる人同士でも
それぞれが持っている記憶(情報)が違うから
それぞれには違う現実が見えています。

例えば、某月某日、これからスカイダイビングに挑戦しようとするAさんとBさん。
スカイダイビングの経験があり、スカイダイビングが大好きなAさん。
スカイダイビングの経験は無く、事前の下調べでは「事故」などのネガティブワードばかり拾ってしまったBさん。

スカイダイビングのスタンバイ中のお互いの現実はどうでしょうか?
ワクワクして楽しい気持ちでいっぱいのAさんと、今すぐでも逃げ出したい恐怖の気持ちでいっぱいのBさん。

同じ状況でも記憶が違えば全く違う現実が見えているのです。

記憶(情報)越しにみている現実、これをフィルターと言います。
つまり、フィルターを変えれば別の現実を見ること、
違う現実を生きることが可能になっていくということです。

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フィルターを形成する3つの成分

現実(フィルター)を作っている成分は3つに分けられます。

  • 事実
  • 幻想
  • 感情

どういうことかというと、
人の脳はもともと、
自己防衛反応からネガティブな考え方をしたがる傾向にあります。

「傷ついた!悲しい!」などの感情が揺さぶられる出来事があると
被害妄想などのネガティブな形で「幻想」を作りまくってしまうんです。

(自己防衛本能でそうなっちゃうんです。)

幻想って何?

「メールの返事がないから嫌われたのかな?」
「普段の態度から判断して、あの人は私のことを嫌っているに違いない」

など思った経験はありませんか?
これらは脳の仕組みが作り出している幻想なんです。

「メールの返事がない」ということだけが事実なのに
「嫌われてたかも」という被害妄想(幻想)をくっつけて考えてしまいます。
(傷つきたくないからこその防衛本能です)

「あの人」の「普段の態度」で自分が傷ついたことがあり、
「あの人は私のことを嫌っているに違いない」と思い込むこと(幻想)で
自分を守ろうとしてしまう癖があるのです。

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事実だけを見ることで楽になる

幻想を幻想だと認識して
事実だけを見るようにすると
どれだけ事実が少なくて幻想が多かったかが
わかるようになります。

幻想を幻想だと認識せずに放置しておくと、
いつまでもぐるぐるして単なる思い込みや勘違い、
被害妄想に振り回されて、「悩み」という形で現れます。

幻想は認識しないでおくと、どんどん膨らんでいくという
特徴もあるので、それが「悩みが深刻化する」という形で
自分を苦しめる原因となってしまっているんですよ><

幻想をあぶり出して手放す方法

まずは悩みを分解して幻想を認識することが大事です。
ノートとペンを用意して
今の悩みを書き出していきましょう!

感情や何でもかんでもごちゃまぜで
罵詈雑言でも構わないので
とにかく全部起こったことや
思ったことを書き出していきます。

ちなみにそれだけでもだいぶスッキリする効果がありますよ。
(エクスプレッシブ・ライティングというストレス緩和術)

書き出したらそれを、色ペンか、まる・四角・下線など自分にわかるように
事実・幻想・感情に分けていきましょう。

(分解作業です。)

最初は難しく感じるかもしれませんが
ちゃんと分けられるようになると
ほとんど幻想になるのがわかると思います。

幻想を抽出できたら、
その中でも一番自分をもやもやさせたり
苦しめている幻想をピックアップして
なぜその幻想が生まれたのか考えてみましょう。

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過去のトラウマとくっつけている

自分の現実に対して、記憶(情報)というフィルターを通して
見ているということは先述の通りです。

幻想が生まれた元をたどると
必ず原因となる出来事があるはずです。

幻想はだいたい膨らんでしまっている人が多いので
記憶を遡って遡ってみていく必要がある場合も。

幼い頃の出来事や親との関係にたどり着く場合も多いです。

例えば、私はもういい大人ですが(笑)人前で話すのが苦手で、
声が小さくなってしまうということが多かったのですが、

記憶を辿ると、幼い頃に母親から言われた言葉や、
子供の頃に経験した失敗談などが出てきて、
それらが自分の自信をなくすフィルターを
作っていました。

「この出来事が原因だ!」と確証は持てなくても大丈夫です◎

どの記憶が悪い、どれが良くなかったなどの、
良い悪いなどもありません。

ただ、私はこのときこんな風に思っていたんだなあ、と
しみじみと味わって、そのとき感じた感情に共感してあげましょう。

「つらかったね」「さみしかったね」

など共感してあげることで昇華する(=手放す)ことができます。

以上がフィルターの分解です。

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分けて考えることで冷静になれる

何が原因になっているかわかったら
もうそのトラウマと、今の起こっている出来事を
くっつけるのはやめましょう。

過去の出来事は過去のもの、
今目の前で起こっていることは
全く関係がない別のものです。

分けて考えることで俯瞰して見れるようになり
悩んでいたことが幻想によるものだと
さらに理解を深めることができると思います。

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まとめ

自分の現実を創っているフィルターについては
わかりましたね^^

そしたらそのフィルターをポジティブなものに変えることで
現実はポジティブに変化していきます。

(ポジティブフィルターへの変え方は別記事で)

まずは幻想を認識するところから始めましょう。
現実の見え方が変わってくるのがわかると思います。

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